学生服にはどのような種類がある?
近年増えている種類やデザインについて解説

学生服にはブレザーや詰襟、セーラー服などさまざまな種類があり、デザイン面や機能面が年々進化しています。学生が着たくなるデザインや着心地の良さを持つ制服を採用することで、自校への愛着を高める効果やスクールアイデンティティを表現できる効果が期待できます。しかし、近年はどのような種類の学生服が人気で、どのような特徴があるのかわからないという方もいるのではないでしょうか?本記事では、人気の学生服の種類や特徴、トレンド、さらに最適な学生服を選ぶ際のポイントを解説します。

多様化する近年の学生服

近年の学生服は、従来のブレザーやセーラー服に加えて、パーカーなどのカジュアルな要素を取り入れるなど、学生が個性を表現しやすい多様なデザインが増えています。また女子生徒はスカートだけでなく、スラックスを選べるようにするなど多様な制服スタイルを採用する学校も増加しています。

加えて、各学校が独自のアイデンティティや近隣校との差別化を図るために、オリジナル制服を導入するケースも増えており、色やデザインに学校ごとの特色を取り入れることが一般的になっています。このような背景から近年の学生服は単なる服装を超えて、学校の理念や地域社会とのつながりを象徴するアイテムとしての役割も担っています。

以下では、具体的な制服の種類について詳しく解説していきます。

学生服の種類とは

学生服にはどのような種類がある? 近年増えている種類やデザインについて解説

ブレザー

前章でご紹介したように、ブレザーは男女ともに人気の学生服です。
ブレザーはウールやポリエステル混紡の素材が使われ、シワになりにくく耐久性があるため、日常の学校生活に適しています。秋冬の季節には、保温性のある素材が使用されることが多いです。
ポケットやボタンなどのディテールが豊富で、校章や学校のエンブレムが刺繍されたバッジが付けられることが一般的です。ジャケットの内側にはポケットがあり、実用性も兼ね備えています。

近年ではジェンダーレスやセクシュアルマイノリティへの配慮といった観点から、男女で同じデザインにする上でブレザーを導入する学校が増えています。また、ボタンやエンブレムが特徴的な製品や、扱いやすいニット系のイージーケア商品の人気が高まっています。

詰襟

詰襟は、長い歴史を持つ伝統的な男子学生向けの制服のスタイルであり、重厚感のあるデザインが特徴です。流行に左右されない普遍的なデザインであることから、現在でも多くの学校で選ばれています。

詰襟は、学生の品格や礼儀正しさを表現するのに最適です。襟は硬く立っており、首回りをしっかりとカバーすることで、フォーマルな印象を与えます。高密度のウールやポリエステル素材が使用されており、黒が主流ですが、近年ではネイビーやグレーの学ランも見られます。

セーラー服

女子学生が着用するセーラー服の襟は、元々は海軍の制服からインスパイアされたデザインであり、襟の形状や幅、縁取りのラインが多様で、学校ごとに異なるスタイルが採用されています。詰襟と同様に、流行に左右されない普遍的なデザインであることから現在でもよく選ばれています。

通常は綿やポリエステル素材が使用され、季節ごとに異なる厚みの生地が選ばれます。夏用は軽やかで通気性が高く、冬用は裏地が付いており保温性を高める効果があります。

ボレロ

ボレロは丈が短く、ウエストラインやその少し上までしかないジャケットの一種です。襟元や袖にレースや刺繍が施されることがあり、華やかさを演出します。また、ボタンのデザインにもバリエーションがあり、個性を表現する要素となっています。
ウールやポリエステル、ニットなどの素材が使用され、季節に応じた選択が可能です。特に冬には厚手の生地や裏地付きのものが選ばれることが多いです。

ワンピース

ワンピースは上下が一体化したタイプの制服であり、着脱が容易で、動きやすさを重視したデザインが多いです。
主に綿やポリエステルが使用され、季節に応じた素材が選ばれます。襟元や袖口にレースやリボンが付くことがあり、フェミニンな印象が強調される点が特徴です。

最適な学生服を選ぶためのポイント

ご紹介したように学生服には様々な種類がありますが、最適なデザインを選ぶ上ではメーカーからのアドバイスや提案を受けることが重要です。
最適な学生服を選ぶためのポイントとしては、以下の2点があります。

課題のコンサルティングから入るメーカーであること

最適なデザインを選ぶ上では、学校が抱えている課題や実現したい目的などを改めて棚卸し、それらに合致しているかどうかという基準で判断していくことが重要です。
デザインの要望だけでなく、学校が抱えている課題なども含めてコンサルティングを行うメーカーであると、導入の目的やコンセプトを洗い出すことができ、最適な学生服を判断するための基準も整理されるため、最適な学生服を選びやすくなります。

自由度が高いオリジナルデザインに対応しているメーカーであること

前述のように、学生服では「かっこいい」「かわいい」「制服っぽい」といったデザインが人気を左右する要素となっています。そのため、最適な学生服を選ぶ上では、目的やコンセプトに合致しているかどうかだけでなく、デザインの自由度が高いことも重要です。

制服をオリジナルでデザインを行うメーカーであると、既製品では難しかったデザインも表現することができ、イメージに近いデザインにすることが可能です。そのため、求めるコンセプトや要望に近いデザインの制服の提案を受けることができます。

オンワードコーポレートデザインが
貴校に最適な制服をご提案します

徹底したヒアリングとあらゆる学校の課題に合わせた提案

オンワードコーポレートデザインは、貴校が抱えている課題をヒアリングした上で最適な制服をご提案いたします。制服を導入する目的や解決したい課題などをヒアリングさせていただき、それぞれの学校に合う制服をご提案いたします。

また制服のご提案だけでなく、貴校の課題にまつわるあらゆるサポートも提供することが可能です。例えば、学校イメージの刷新の一環として制服導入を検討する場合、まずは調査やニーズ分析などを通してブランドコンセプトを確立します。さらに、コンセプトにもとづいて制服をご提案するだけでなく、導入後の制服や貴校ブランドの情報発信のサポートも行います。

アパレル企業だからこそのデザイン性・クオリティの高さ

お客様の課題を解決するためのデザイン・クオリティをご提供するだけでなく、著名なデザイナーとコラボしたユニフォームなど、アパレル企業ならではのオリジナルのデザインにて制服を提案することが可能です。
制服の変更を検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

また以下の資料では、制服の導入・刷新を推進するためのノウハウをご紹介しています。
制服の導入・刷新を検討している企業様はぜひご覧ください。

DOCUMENT

お役立ち資料

学校制服の導入推進ガイド

近年、制服の刷新が全国的に広がりを見せています。
単にデザインを変えるだけでなく、生徒の快適性や学校のイメージアップ、多様性を尊重する社会情勢への取り組みなど、さまざまな効果が期待されています。
そこで、本資料では、制服刷新を検討される際に知っておくべき、制服導入の流れやポイント、刷新による効果について解説します。

お役立ち資料をダウンロード

RELATED COLUMNS

関連コラム