【最新の制服変更事情も紹介】制服変更の効果・メリット・流れを解説

社会的な価値観の変化や少子化への対応などを背景に、制服を変更する学校が増えています。デザインや着心地のよい制服に刷新することで、生徒募集に効果があるほか、ブランドイメージの刷新や学校の取り組みを広く伝える効果も期待できます。 本記事では、制服を変更する学校が増えている背景や、制服変更による効果・メリット、変更する際の流れを解説します。 

制服を変更する学校が増えている背景とは

学校の制服は単なる服装以上の意味を持ち、教育方針や学校のイメージ、ひいては生徒募集にも関係してくる重要な要素となっています。近年では文部科学省よりジェンダーに対する配慮についての指針が示されており、生徒一人ひとりが求める形の制服の着用を認める例もあることから、学校もこうした変化に対応する必要性が高まっています。

制服変更に至る要因は一つではなく、さまざまな課題や社会的背景に起因するものが多いです。生徒募集強化といった従来から存在する要因に加え、近年の猛暑や衛生面への意識の変化など、多方面の事情が制服変更の必要性を高めています。具体的には以下のような要因があります。

快適性・安全性向上による猛暑・異常気象への対応

夏場の猛暑や異常気象の日が増加している中、生徒の快適性や安全性を確保する目的から、制服変更を検討するケースが増えています。熱中症対策として通気性・吸汗速乾性の高い素材を採用したり、暑熱対策や防寒対策用のプラスアイテムを導入したりする学校もあります。

洗濯ニーズへの変更

コロナ禍以降、感染症対策や衛生面への意識が高まっています。従来はドライクリーニングが前提だったウール素材が主流でしたが、家庭でこまめに洗濯したいという保護者や生徒の声に応えるため、家庭洗濯が可能なウォッシャブル素材へ切り替える動きも増えています。

価格見直しによる保護者の負担軽減

近年では制服の原料高や人件費高騰により、価格が上昇傾向にあります。制服価格の値上げは保護者にとっては大きな負担となるため、メーカー直販による販売形式への変更や生産地の再検討などを通して、少しでも従来までの価格を維持しようとする動きが増えています。また、素材の変更など制服自体を変更して価格を抑えようとするケースも増えています。

着崩し防止や防犯のための仕様変更

スカート丈の調整を防ぐ仕様や痴漢防止を目的とした設計など、防犯や着崩し防止といった観点から制服を変更するケースも見られます。

イメージ刷新や生徒募集効果向上を狙いとした変更

デザイン面でも「シルエットが古い」「スタイルが時代に合っていない」といった課題を解決するために、シルエットやデザインを変更する事例が見られます。さらに、少子化により学校間の生徒募集競争が激化している状況では、学校・生徒のイメージや生徒募集への好影響が期待できるために制服変更を検討する学校も増えています。

制服を変更することによる効果・メリットとは

前述の通り、昨今では猛暑などの気候変動への対応、衛生面への配慮、価格上昇による保護者負担の軽減、防犯や着崩し防止といった要因もあり、制服の変更を検討する学校が増えています。

制服を変更することで、より洗練されたデザインのものを身に着け、より着心地よく学校生活を送れるなど、生徒自身に大きなメリットをもたらします。また、学校が抱える問題解決や社会の価値観に適応していくうえでも、制服変更が効果的であるケースがあり、学校側も以下のようなメリットを享受できます。

学校イメージの刷新や生徒募集の強化

制服を変更することで、学校のブランディング活動の一環である校章・ロゴ・スローガン・広報ツールのみならず、学校そのもののイメージ刷新を目指す事例もあります。 生徒が着席している教室のシーンや一堂に会するシーンは、「制服」という同じ服装を着用した人が同じ場所に集まるという特殊なシチュエーションであり、ロゴやツールなどに比べ大きなインパクトを与えます。こうした印象的なシーンは、学校のイメージやブランドを発信していくうえで大きな宣伝効果を持ちます。

制服は、生徒が学校に抱く印象を決定するうえで大きな要素となるため、学校を決める際に重視する点の一つでもあります。このように、学校のイメージに関わる問題解決に取り組みたい学校にとって、制服の変更は効果的な手段となり得るでしょう。

取り組みの話題性の強化

学校のイメージや取り組みの発信を行う際にも制服の変更が効果を持つ場合もあります。近年ではSDGsをはじめとする取り組みの重要性が強調されており、持続可能な社会の実現に向けた環境問題に取り組む学校も増えています。

そのように、他校が行っていない独自の取り組みや、学校の周年を祝うイベントなど、学校が世の中に向けて取り組みや方針を発信する際に、発信効果を高めるための手段として制服の変更を実施する事例もあります。

例えば、環境問題の取り組みの一環として制服を制作する取り組みを実施した事例があります。その学校では、海洋漂着ペットボトルによるビーチ汚染の問題に対して、清掃活動を行うだけではなく、回収したペットボトルを繊維にリサイクルするという取り組みを実施しました。それにより、単に清掃活動だけで終わるのではなく、生徒自身が着用する制服の原料として使用することで話題性やSDGsへの意識を高めることができました。

着用者の快適性の向上

近年では、より快適性の高い素材や機能性を採用した制服が増えています。制服の変更は、デザイン面の刷新という効果だけでなく、生徒が快適かつ安全に過ごせるようになるメリットもあります。具体的には、ストレッチ性の高い素材により動きやすさを確保したり、吸汗速乾性の高い生地を採用したりすることで、衣服内を快適に保つことが可能です。

衛生面・保護者負担への配慮

従来はドライクリーニングが前提だった制服も、近年では素材の進化により家庭で洗濯できるようになっています。これにより、クリーニングに出す手間や費用が不要となり、日常的に清潔な状態で着用できるメリットがあります。感染症対策や衛生意識の高まりに応えるうえでも効果的です。

また、原料価格や人件費の高騰が進む中、制服を刷新することで素材や流通の見直しを行い、価格上昇を抑制しようとする事例も見られます。保護者の経済的な負担を軽減する観点からも、制服変更が一つの解決策となる場合があります。

制服変更の流れ

実際に制服を変更する際の流れは下記の通りです。

制服委員会の発足と制服変更有無の判断

制服変更について検討を始めるにあたり、まずは検討を進めるメンバーを集めて制服委員会を発足させます。Webを通じて情報収集や資料請求を行い、制服変更の有無を検討することになります。

スケジュール・コンセプトの策定

制服を変更する方針が決定した場合、対象となるメーカーをいくつかリストアップし、より詳しい情報収集を行います。情報収集した後には、制服導入までの計画やコンセプトを策定します。コンセプト策定においては、ヒアリングなどを通して、メーカーとともに進めていくケースも少なくありません。この段階では、1社だけでなく、複数のメーカーから提案を受けて概算見積をとると、提案内容や費用を比較検討しやすくなります。

コンペティションの実施

コンペを実施して、各社の特徴や費用面などを比較・検討することでより適切に選定することが可能となります。各社から提案を受け、デザイン・費用・機能性・実績など選定に必要な要件を吟味することが大切です。

メーカーの決定

候補企業の最終交渉条件や価格の調整を行い、正式見積を取得します。メーカー決定後には、サンプルを着用するなどして最終確認を行うことになります。

制服の変更はオンワードコーポレートデザインで

徹底したヒアリングとあらゆる学校の課題に合わせた提案

オンワードコーポレートデザインは、貴校が抱えている課題をヒアリングしたうえで最適な制服をご提案いたします。制服を導入する目的や解決したい課題などをヒアリングし、それぞれの学校に合う制服をご提案いたします。

また、制服のご提案だけでなく、貴校の課題にまつわるあらゆるサポートも行っています。例えば、学校イメージの刷新の一環として制服導入を検討する場合、まずは調査やニーズ分析などを通してブランドコンセプトを確立します。その後、コンセプトにもとづいて制服をご提案するだけでなく、導入後の制服や貴校ブランドの情報発信のサポートも行います。

アパレル企業だからこそのデザイン性・クオリティの高さ

お客様の課題を解決するためのデザイン・クオリティをご提供するだけでなく、著名なデザイナーとコラボしたユニフォームなど、アパレル企業にしかできないオリジナルのデザインにて制服を提案することが可能です。制服の変更を検討されている方は、ぜひご相談ください。

以下の資料では、制服の導入・刷新を推進するためのノウハウをご紹介しています。制服の導入・刷新を検討している企業様はぜひご覧ください。

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お役立ち資料

学校制服の導入推進ガイド

近年、制服の刷新が全国的に広がりを見せています。単にデザインを変えるだけでなく、生徒の快適性や学校のイメージアップ、多様性を尊重する社会情勢への取り組みなど、さまざまな効果が期待されています。そこで、本資料では、制服刷新を検討される際に知っておくべき、制服導入の流れやポイント、刷新による効果について解説します。
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